三重クモ談話会ホームページ活動と報告<2018年度第1回採集観察会の報告

2018年度第1回採集観察会の報告

期 日:2018年4月15日(日)
場 所:四日市市曽井町神前丘陵
参加者:貝發憲治,熊田憲一,塩崎哲哉,武藤茂忠(4名)

里山調査4年目の今年は中勢地区,伊賀地区,南勢地区に続いて北勢地区で実施することになりました.総会時に具体的採集地を三岐鉄道沿線で探すことに決めましたが,宅地化が進んでいることや平坦地が多いことから適地が見つからず,武藤さんと相談の結果,結局交通の便も考えて近鉄湯の山線沿線の神前丘陵にある里山に変えました.

2週間以上続いていた晴れの日が前夜から雨になり,当日も午前中は雨,その後は回復する予報で,案の定今回もまた悪天候の狙い撃ちに遭い恨めしいことこの上なし,みんなの他日変更の都合がつかず,やけくそで強行することになりました.

採集地の環境 9時30分に神前市民センター駐車場に着くと,雲は相当厚いものの雨は上がっており,既に他の3人が来て談笑してみえました.さっそく車を連ねて農道をあちこち見て回りよい環境を確認してもらいました.そして中ほどのやや広い農道わきに車を止めて10時から午前中の採集を開始,車外に出ると風が強く意外に寒い日に逆戻りです.この辺り一帯の田は年中ぬかるんでいて入れないので,私は側溝や畦,崖地とソデ群落の雑木,雑草地をこまめなビートを繰り返しながら,目視を中心に見て回りました.風が強いせいか雨の直後でも雨粒はあまり付いておらず苦になりませんでした.イオウイロハシリグモの幼体や赤いヒナハグモがやたらと多く目につきます.ムナアカフクログモ(ヤマトかも?),コマチグモ類,ウロコアシナガグモ(エゾかも?)なども多い.湿地の枯草の下からは大きな卵のうを尻に付けたエビチャコモリグモやアズマキシダグモ,シボグモなどが這い出てきます.見渡すたびに皆さんそれぞれに採集に熱中しており,私も負けじと続行します,あっという間に遠方で正午の鐘の音,一段落したところで寒いので車の中で各自昼食をとり,資料を渡したり会誌への投稿の見通し,今後の予定等を聞きました.

記念撮影 すっかり晴天になり,記念撮影後13時から午後の採集を再開.皆それぞれに別の場所へ散らばりました.武藤さんは入口近くの茶畑やスギ林で詳しい目視観察,熊田さんは車で広く移動しながら適地で採集,塩崎さんはもう少し奥のところで地上部のクモを中心に採集,私はの農道沿いと入口付近の畑や雑草地,墓地で採集しました.ハエトリグモ類,ヒメグモ類,サラグモ類,カニグモ類,コガネグモ類等々40〜50種は採れ,一通りの成果はありました. 15時に車のところへ戻り,会誌発行のことや会費のことなどを30分ほど話合い解散しました.寒い1日でしたが雨にも降られず,思い切って強行したのは正解でした.[貝發 記]                 


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