三重クモ談話会ホームページ三重県のクモ 写真アルバム<ムツトゲイセキグモ

ムツトゲイセキグモ

ムツトゲイセキグモ♀
photo by shiozaki

 クモはおもに昆虫などの生きた餌をとらえています.その餌をとらえる仕組みというと、私たちはすぐに丸い網を連想します.しかし、このムツトゲイセキグモは、一風変わった捕獲方法をとります. 昼間は葉の裏などでじっとしていますが、夜になると、葉の間にはられた横糸にぶら下がり、第2脚に粘球のついた糸(ナゲナワ)をぶら下げ、蛾が飛んでくるとそれを振り回し、くっつけて捕らえます.餌となる蛾はオスの蛾であるため、このクモは蛾をひきよせる"フェロモン"のような誘因物質を出しているのではないかと考えられています.

体長はメスで10mmほどで、頭胸部の背中側に突起があります.オスは2mmほどしかありません.関東地方から南に生息し、7月から9月頃に観察することができます.珍しいクモですが、山すその果樹園などで時々見つかります.。

ナゲナワをぶら下げたムツトゲイセキグモのメス
ナゲナワをぶら下げたムツトゲイセキグモのメス(photo by shiozaki)

サシアシグモ科 シノビグモ Ordgarius sexpinosus(Thorell)
体長:15-17mm
県内の分布:名張市,熊野市,一志町,大宮町,南島町,紀和町


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