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2016年度 第4回採集観察会の報告

期 日:2016年9月4日(日)
場 所:伊賀市比土の里山
参加者:太田定浩,武藤茂忠,熊田憲一,貝發憲治(4名)

台風12号の接近で天気予報は雨,地方によっては豪雨にも注意ということである.夜半のバラバラと大きな雨の音にまたも延期かと落胆して床につく.しかし,朝方は青空も少し見え,午前中はなんとか持ちそうだったので採集観察会を決行した.途中の青山高原越えの時は小雨だったが,現地の里山は幸運にもここだけ晴れていた.武藤さんと熊田さんは少し早く到着し既に採集をしてみえた.付近の山々は厚い雲が覆い,その下は携帯のインターネットで見ると大分と降っているようである.

「面白いものが採れたよ。」と太田さん 挨拶もそこそこに,今のうちに採集しておこうということで,10時過ぎから12時までの予定でさっそく採集に入った.適地を求めて思い思いに散らばる.太田さんは奥の農作業小屋まで,熊田さんはさらに奥の農道の端まで行ってくるそうだ.武藤さんは木々や葉裏などいつもの細かな目視を開始された.私は今回は里山入口付近の道沿いを観察することにした.ツクツクボウシの軽快な鳴き声に合わせてビーティング.腹部の少し大きくなったデーニッツハエトリが多く入るが,フクログモ類やササグモ,イオウイロハシリグモ・・・・など全体的には小さな幼体が多い.この時期の採集はこんなものだ.稲刈りが終わってイノシシやシカよけの電気柵が開かれているところから田に入る.コモリグモ類が走り回っているがあまり採集成果は上がらない.11時半ごろから,晴れ間が見えるのに頻繁に雨が落ちてくるようになる.午前の採集はここまでにしてそれぞれに車の中で昼食を摂った.その後は農道で車座になって伊勢神宮の報告書に関する意見交換と少しの世間話をして,午後用事のある武藤さんと熊田さんは帰られた.

天候もいつまで持つか分からない.午後は太田さんと川の反対側の雑草地に移動して採集してみたが,午前に採集した種と代わり映えしなかった.2時ごろからいよいよ本物の雨になってきたので、予定より1時間ほど早いが本日の採集観察会を終了することにして帰路に着いた.延期せずにこの時期の採集や観察ができたので良しとしよう.【貝發 記】                  


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