2014年度 反省会・同定学習会の報告<
期 日: | 2015年2月21日(土) |
場 所: | 松阪市日野町カリヨンプラザ(松阪市市民活動センター)
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参加者: | 橋本,貝發,熊田,太田,柴田,野崎(午後から) [6名] |
本年度の年度末反省会と同定学習会は,松阪市市民活動センター会議室で6名が参加して開催されました.その内容について報告します。
反省会(10時から12時、14時から16時)では以下のことが話し合われました.
(1).「三重しぜん文化祭inみえむ」への出展について
今年のしぜん文化祭は,3月14・15日に三重県総合博物館で開催されますが,例年通り,当談話会もブース展示に参加します.展示内容はクモ類の概要説明,生態写真展示(レッドリストのクモコーナーも設ける),標本展示,クモの書籍展示,三重クモ談話会の活動紹介等を中心に考えることになりました.
(2).本年度の反省と次年度の活動内容について
海岸のクモ調査,レッドデータブック(RDB)調査が終了したのでまとめを行います.次年度からは里山のクモ調査を行います.同じ地域の微細環境ごとに年間を通じて調査し、4〜5年かけて,北勢,中勢,伊賀,南勢,東紀州で順次行い,結果をまとめます.2015年度は中勢地区の久居明神町を調査することになりました。第1回採集観察会兼総会は、4月19日(日)に決まりました.
(3).会誌「しのびぐも」第42号の発行について
「海岸のクモ」調査結果を全員でまとめ発表します.その他,多くの者で投稿できるよう準備をすることを確認しました.調査結果の目録や行動記は例年通りまとめます.
(4).「RDB改訂版」調査を終えて
今後も地道に採集観察会を実施しデータ蓄積を継続して,生物多様性について分析していきます.他の研究団体との協力も進めていきます.
(5).三重クモ談話会の運営と今後について
県内実動研究者の高齢化が進んでいるが,今まで通り楽しんで調査や観察を行っていきたい.各地の一般向けの採集観察会や講演参加も継続し,クモへの関心を広めるとともに、会員獲得に努めていきます.
(6).その他
今年の各種催し物や委員会等の参加報告を行いました.
同定学習会(13時から14時)では,同定の難しい種について,持ち寄った標本をもとに顕微鏡を用いて検討しました.また,初心者には,採集観察の基本,図鑑等の紹介,顕微鏡を使った同定の仕方と解説等が行われました.互いに学習することが沢山あり,充実したものになりました.[貝發 記]
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