三重クモ談話会ホームページ活動と報告<2014年度第1回採集観察会の報告

2014年度 第1回採集観察会の報告

期 日:2014年4月20日(日)
場 所:

多気郡明和町八木戸 笹笛川河口左岸の海岸
伊勢市東豊浜町 宮川河口左岸の海岸
参加者:
 
太田定浩,武藤茂忠,貝發憲治,熊田憲一,柴田良成,塩崎哲哉(計6名)

 天気予報では「曇り時々雨」であったように思うが,三重県は南北に長く,また海沿いから山沿いまで地形が複雑なのであまりあてにはできない.北勢の家を出るときには曇り空だったが,30分ほど走ったあたりで雨がフロントガラスに当るようになった.亀山,津,松阪では本格的な雨となる.明和町のコンビニで弁当などを買って,他の参加者を待つ.

採集地の環境 コウボウムギ  10時過ぎに全員集合.今日の参加者は,愛知県から参加の柴田氏,三重県からの貝發,太田,熊田,塩崎の4氏および武藤の計6名.各々弁当を準備して最初の調査地・明和町浜田の海岸へ.比較的近距離なので,10時30分頃から調査を開始できた.しかし雨の中なので行動は鈍りがち.内陸側の茂みではウグイスが囀り,キジが一声高く鳴いている.砂浜には春の海岸植物のハマダイコンが華やかに咲き乱れ,マツヨイグサであろうか黄色い花が彩りを添えている.その他,ハマエンドウ,コメツブツメクサ,地味なコウボウムギ・・・と,無味乾燥に思われる砂浜に強い生命力を見せている.雨中でも精力的に採集に打ち込んでいる面々の姿も力強いが.

採集地の環境  11時30分頃一応切り上げて,次の調査地・伊勢市東豊浜の海岸へ移動.正午になったので,各々車の中で食事することにする.お天気がよければさぞかし快適な気分になれるだろうという景色をガラス越しに眺めながら.防潮堤の上から,砂浜の上を飛翔するツバメも見える.ツバメを上からみる機会などあまりないので,時々尾羽に横並びの白斑のある個体が飛ぶのが眼を引いた.帰宅して図鑑を見ると,成体では珍しくないようで,むしろ他の個体が幼鳥だったのかもしれない.午後は,浜沿いに木々が茂ったところがあるので,熊田氏のアドバイスを受けて,傘を裏返しにしてビーティングを試みる.この際無用のカメムシ,毛虫,ニジュウヤホシテントウなども入るが,クモも混じっているので,大いにやる気を起こさせてくれた.

 昼前に少し弱まった雨がまた本格的な降りになってきたので,今日の重要な日程である年度初めの総会の場所をもとめて移動.好天なら爽やかな海岸でできたのにと恨めしい.明和町の大型スーパー内に適当な場所があるはずだったが,雨の休日で,しかも買い物のポイント増の日とあって,家族連れなどで大賑わい.飲食関係の店の前では行列ができているという状況で会合をする場所も見つからず.通路脇の横長ベンチに腰を下ろし,貝發氏が床に座って説明してくれるが,周りの騒音でなかなか聞き取れない.とにかく要点だけ聞いて理解する.活動報告,会計報告,今年度の活動計画,予算等一通り終えて,15時40分過ぎに解散.

 雨は止まず.駐車場の出入り口には整理員が出ているが,なかなか車が流れない.ようやく脱出という思いで帰途に就く.最近頓に視力が低下し,眼鏡店で「片目運転状態ですな」と言われるほどで,特に雨の夕方は緊張して肩が張ってしまう.高齢化についてはしばしば話題にもなっているが,採集観察活動においても高齢化で車の長距離運転を控えるメンバーが増加したら,この談話会の将来は・・・と湿った気分になるとともに,若手の同好の士が更に加入してくれればという期待が一層強くなった. 【武藤記】


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