三重クモ談話会ホームページ活動と報告<2011年度第2回観察採集会

2011年度第2回観察採集会の報告

期 日:2011年6月26日(日)晴れ 猛暑
場 所:大紀町野原,大紀町三瀬川(三瀬の渡し跡)
参加者:太田,橋本,武藤,貝發

 6月12日に開催された上野森林公園のクモ観察会に参加された家族が,この観察採集会にも来てくださる予定であったが,昨夜,体調を壊され不参加という連絡が入った.残念!.またの機会を期待したい.多くの方々がクモ類に関心をもち,気軽に参加してもらえるようになれば,楽しい観察会になり盛会になるものと思う.

 朝から,緑のカーテン,ゴーヤと朝顔に水やりとツルの手直しをし,少々庭の掃除もして,汗を拭き拭き採集服に着替えをした後,いざ観察採集会へ出発.天候は曇りのち雨という予報であったが,なんのなんの.6月というのに記録的な猛暑である.
  水際を調査しています
 今年も季節を変えて,再度,宮川流域の河川のクモを調査しようということになり,今回は中流域の調査である.10時に「道の駅・奥伊勢おおだい」に参加者4名が揃った.さっそく午前中の調査地である,三瀬の渡し跡へ移動.伊勢神宮の125摂社の一つである「多岐原神社」横の急坂を下り河川敷へ出た.この辺りの宮川は支流が多く川床も深くて,熊野詣での旅人は,河川を渡るたびに上り下りに大変な苦労をしたようである.私事になるが,この「三瀬の渡し」跡から「三瀬坂峠」を越えて,はじめて熊野古道を歩いた.そして昨年の11月に,伊勢神宮内宮から新宮まで,19の峠を越えて166kmの伊勢路を完全踏破したが,これは大変険しい道のりであった.当時,伊勢神宮参拝者の約1割が続いて熊野詣でに向かったというが,よくもまあこんな道を歩いたものだと昔人の信仰心の深さに感心した.

さて、河原敷きは昨年11月の調査時とは一変,ススキやヨシ,クズ,セイタカアワダチソウに覆われ,石ころなどは全く見えない状態であった.ビーティングをする者,水際を歩く者,葉を丁寧に見て回る者等,私は雑草の中にもぐり込んで根本の石ころやリターを探した.アオダイショウのお出迎えを受け,汗ビッショリで頑張ったが,観察されたクモの種類はきわめて少なかった.
  地上のクモを採集しています
 午後は10kmほど下流の大紀町野原へ移動.雨は全く降る気配もなく猛暑にうんざりといったところである.最近の生物教育のあり方や,テレビの収録協力依頼の話し等をしながら昼食休憩の後,2時間程採集をした.ここも川原は背の低い雑草で覆われていたが,露出している石ころやのり面の木々も多く,採集環境としてはよいように思えた.しかし,石の下は乾ききっており,コモリグモ類が1種確認できただけであった.雑草や木々のビーティングでもあまり採集できず,6月は採集種も多いのが普通であるが,何とも期待はずれの成果であった.
  葉や茎を丁寧に見て回ります。
 84歳,74歳,68歳,64歳の老人ご一行様.熱中症にもならず,カラ元気でよく頑張りました.次回は,中部蜘蛛懇談会との中津川での合宿を確認して,15時終了.ドライブ気分で橋本先生を宇治山田駅まで送り,明和町のショッピング街を見たり,脇道散策をしながら帰路についた. [貝發 記]


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